出張でホテルを予約する際、旅行サイトの「お客様の声」は必ずチェックする。「ホテルの概要」では見えない部分が見えてくるからだ。バスルームが狭い、近くにコンビニがない、冷蔵庫がないといったマイナス意見が多ければアウトだ。利用者の感想は非常に参考になるので、自分でも感想は書くようにしている。
出張時はホテルでの滞在時間が短いので、妥協することも多々あるが、旅行で利用する際は絶対に妥協はしない。とくに海外の場合、ガイドブックには良いことばかりがアピールされている。その売り文句に騙されるのではなく、実際にはどうだったのか、が知りたいのだ。だからこそ、口コミ情報が頼りになるし、知りたいことに答えてくれる。
株式会社ネクストは、SNS、コミュニティサイトの利用実態と意識についての調査を実施した。
2008年3月26日~3月27日までインターネットで行われ、対象は全国都市部に在住し、1ヶ月に1回以上SNSやコミュニティサイト等を利用している20歳以上の男女。1,442人 (男性:634人、女性:808人)から回答を得た。
その結果、最も利用頻度の高いカテゴリーは「日記」(66.5%)で、第2位は「ニュース」(49.7%)。「日記」は、女性20~34歳層では8割に迫る高い利用率を示し、男性では「ゲーム」や「株式・投資・マネー」などが高い。
また、女性は「グルメ」「レシピ」「コスメ」「育児」などの利用が高く、SNS、コミュニティサイトを積極的に利用することで情報を得ているようだ。
そんなSNS・コミュニティサイト・地域情報サイトについては、「自分の趣味や関心ごとについて、更に深い知識を得られる場」(61.8%)、「新しい趣味や関心ごとを見つけられる場」(38.4%)、「共通の趣味・関心を持つ友人を新しく作れる場」(24.9%)と捉えている。
さらに、「自分が現在住む場所や地域について、有益な情報を得られる場」(34.5%)も高く、「SNS・コミュニティサイトを通じて行動範囲や知識が広がった」は4割を超えた。
もはやSNS・コミュニティサイトは、快適な暮らしのために欠かせない存在なのかもしれない。
出典:Techinsight japan