2008年2月22日金曜日
ウイスキーに合う日本料理 サントリーなどが研究会
ウェスティンホテル大阪(大阪市北区)が、ホテル内の日本料理店「はなの」とバー「ブルーバー」で、モルトウイスキーに合う日本料理を提供する新しい試みを進めている。サントリーと共同で研究会を発足させてメニューを開発。3月末までの期間限定でメニューで、グルメの間で話題を集めている。
この試みは同ホテルが2年前から温めていた企画。同ホテルの日本料理長、白水倫也さん、サントリーチーフブレンダーの輿水精一さんらが集まり、先月、研究会を開催した。白水さんの考案した料理と、ウイスキーの組み合わせについて意見をぶつけ合ったという。
サントリーがホテルとメニューづくりの研究会を開くのは初めて。
テーマは「モルトと日本の料理のマリアージュ(結婚)」で、モルトウイスキーとの相性にこだわった料理8品を提供。料理ごとにウイスキーの銘柄だけでなく、飲み方も指定している。
例えば、脂が固まらないよう65度でゆっくりと火を通した黒毛和牛とは「山崎18年」をオンザロックで。ふきのとうと金山寺みそを合わせたたれを付ける山うどは「白州18年」のハーフロックと一緒に味わう。
料理は単品での注文も可能。同ホテルの堤弘貴・料飲部長は「ウイスキーありきで料理を作った。日本料理店だけでなく、バーで気軽に楽しめるのも特徴」と話している。
同ホテルの開業15周年記念企画も兼ねるため、季節ごとに4回、限定メニューを提供する。第2弾は初夏をテーマに5月15日から始める計画だ。
出典:MSN産経ニュース
教員は「グルメ杵屋」に是正指導-労働局
学校法人大阪初芝学園(堺市)が、外食チェーン「グルメ杵屋」(大阪市)からの出向者を教員としていることについて、大阪労働局が職業安定法違反で、学園と同社を是正指導していたことが21日、分かった。出向期間を終えても同社に戻った例はなく、労働局は実態は出向でなく、人材派遣に当たると判断した。
同学園によると、前理事長が「グルメ杵屋」の社長や会長を兼務していたが、学園と同社には資本関係はないという。
同学園は2000年度から、常勤講師として採用した教員を2年目以降、グルメ杵屋の社員として学園に出向させている。出向教員は96人で全教員の4分の1を占める。
同学園は「学園が経営難になっても、杵屋の社員に戻れる利点があったが、指導は真摯(しんし)に受け止め、直接雇用する方向で調整したい」としている。
同学園は大阪府や和歌山県で8つの小中高校と幼稚園を経営している。
出典:時事通信
“鉄板焼きの革命家”長沼朝夫プロデュースの「鉄板焼きキュイジーヌ 笹繁」する2月26日、西麻布にオープン!
恵比寿の人気鉄板焼きレストラン「バンブーグラッシィ」(株式会社ラウンドテーブル)のオーナーシェフ、長沼朝夫氏プロデュースによる新店「鉄板焼きキュイジーヌ 笹繁」が2月26日、西麻布交差点近くにオープンする。経営は株式会社スマイルリンク(代表取締役・山本武弥氏)。長沼氏は取締役エグゼクティヴシェフとして、これまで恵比寿でできなかった鉄板焼きの進化型料理を提供するという。
「笹繁」が最も力を注いだのはクオリティの高い食材の数々。長沼シェフが実際に産地に足を運んで一つ一つ吟味、選び抜いた素材を使用する。メインのステーキは肉そのものの味がしっかり味わえる最上級の飯田牛をチョイス。魚介はその日の朝、水揚げされたばかりの新鮮なものを産地から直送。最もおいしい状態の素材を、できるだけ余分な手を加えず、絶妙な焼き加減と味付けで提供する。「春キャベツのサラダ」(700円)、「本日の鮮魚カルパッチョ 笹繁スタイル」(1,200円〜)、「毛蟹の御造り」(2,800円〜)など、前菜メニューも豊富。おまかせコース(6,000円〜)のほか、予算や希望に応じてアレンジもできる。また、大型ワインセラーを備え、常時70種類以上のワインを用意。鉄板焼き店では珍しいブルゴーニュワインも充実させた。スイーツ専門のスタッフも加わり、デザートにも進化させた。
内装は、西麻布という大人の街にふさわしい、ゆったりとくつろげる空間を演出。店内入り口からまず目を引くのは 5〜6 メートルのダイナミックな鉄板カウンター。シェフの手さばきを見ることができるテーブル席、ローソファーの半個室など、用途に合わせた構成となっている。「笹繁」という店名は、大阪の今宮恵比須神社のお祭りの掛け声である「商売繁盛で笹持ってこい」に由来している。
長沼シェフは京都府出身。「千房」「ちゃんと」を経て2003年12月に独立し、恵比寿に「鉄板焼きキュイジーヌ バンブーグラッシィ」開店した。「和の味付けを基本にした鉄板料理」を確立し、4年間で予約の取れない名店に成長させた。今回の西麻布出店によって、“鉄板焼きの革命家”長沼シェフが次にどんなチャレンジぶりを見せるか注目される。
出典:フードスタジアム
そば通もうなる「甘さと深み」 東京・神田で寒晒しそばの試食会
茅野商工会議所や市内のそば店、ソバ生産者が「名産品に」と取り組んでいる「信州蓼科高原献上寒晒し(かんざらし)そば」の試食会が20日、東京・神田で県関係の経済人、グルメ雑誌、出版関係者ら約100人を招いて開かれた。参加者は会場で打ち、ゆで上げたそばを「ざるそば」で試食。「甘い。深みのある味」「シコシコ感がある」と、「寒晒しそば」のおいしさに舌鼓を打った。
試食会は、そば店らでつくる「寒晒し蕎麦復活再生推進会議」が、「寒晒しそば」を東京でも宣伝しようと開いた。宮坂孝雄・茅野商工会議所会頭が「おいしいそばに仕上がった。観光の目玉にしたい。ゆっくり味わってください」とあいさつ。
会場には「そば通」で知られる衆議院議員の谷垣禎一自民党政調会長も国会の合間を縫って駆け付けた。「お昼は週に2、3回はそば。これはおいしい。シコシコ感がいい」と絶賛。また、長野県東京事務所の高嶋俊郎所長も「おいしい。『寒晒し』のネーミングも雰囲気があってよい。県も宣伝のお役に立ちたい」と話していた。
寒晒しそばは、江戸時代に諏訪高島藩が将軍家へ献上していたとされる幻のそば。秋に採れたソバの実を厳寒期の清流に浸し、天日と寒風にさらして乾燥。土蔵で夏まで熟成させ、じっくり時間をかけてつくる。江戸時代以降は生産、販売とも途絶えていたが、茅野商工会議所の肝いりで発足した「同…会議」が、古来の製法に倣ってソバを生産。昨夏の「献上寒晒しそば祭」(7月)で市内のそば店10店が計1300食を売り出し、人気になったという。
出典:長野日報
溜池山王の大型オフィスビルにスムージー専門店の「smooch」が2月20日オープン!
溜池山王の大型オフィスビルにスムージー専門店の「smooch」が2月20日オープン!
株式会社Smooch Japan(スムーチジャパン、渋谷区東、TEL・03-6419-1370、マーカス ヤングCEO)は2月20日、溜池山王のオフィスビル1階にスムージー専門店の「smooch(スムーチ)山王パークタワー店」(千代田区永田町、TEL・03-3592-2727)をオープンした。「コーヒーチェーンよりヘルシー、コンビニより美味しい。都会の忙しい人々のための新しいフードスタイル」をコンセプトに掲げる同社は、会社設立から1年を待たずに続々と出店中で、1号店(八重洲地下街)、2号店(恵比寿ガーデンプレイス)に続き、今回は念願の大型オフィスビルへの出店を果たした。
スムージーは果物をふんだんに使ったヘルシー志向のドリンク。欧米ではコーヒーチェーンに続く、人々にとって日常化しているほど巨大な市場になっている。同社のスムージーは、新鮮なまま瞬間冷凍させた果物や乳製品(ヨーグルト)などをミキサーでシェイク。オーダーが入ってからお客の目の前で調理して「作りおきしない」形で提供する。カロリーはすべて100ミリリットル当たり100キロカロリー以下に抑えている。
メニューは6つのカテゴライズで常時21種類を揃える。マンゴーやブルーベリーなど果物メインの「クラッシックスムーチ」(M460円、L530円)、果物とグラノーラ(シリアル)にオリジナルサプリメントを加えた"飲む軽食"「スムーチBento」(L590円)、ストロベリーチーズケーキ、黒ごま、栗などユニークなデザート感覚の「スイートスムーチ」(M490円)、より軽い飲み心地で乳製品とバナナを使わず、果物を数種類混ぜ合わせる「クラッシュ」(M420円、L490円)などがある。そのほかプラス60円で日本サプリメント協会と共同開発したオリジナルサプリメント(5種類から選べる)を加えることができる(「スムーチBento」は値段に含まれる)。Mサイズ=300ミリリットル、Lサイズ=400ミリリットル。
マーカス・ヤング社長はオランダ人と中国人のハーフで、米国に生まれ英国で育った。英国、シンガポール、日本で投資銀行家としてキャリアを積んだのち起業家に転身する形で、海外で健康的なスナックへの需要が急速に高まる中、日本でもコーヒーやコンビニフードに変わるヘルシーでエキサイティングな市場の創出に乗り出すべく、2007年スムーチジャパンを設立した。日本の滞在歴は10年を超える。「何よりもハートが大切。スタッフとともに一丸となって親しみを持ったブランドとして成長させていきたい」と本人談。東京都心をメインに3年以内で20店の展開を目指している。
店装デザインはアッタの戸井田晃英氏。「芝生の上に転がりながら青空を見上げよう」というメッセージが込められた白、緑、ピンクのカラーが織りなすポップな雰囲気にも注目したい。無機質なオフィスビルの一角を遊び心で彩る“都会の中のオアシス”として人気を集めそうだ。
出典:フードスタジアム