溜池山王の大型オフィスビルにスムージー専門店の「smooch」が2月20日オープン!
株式会社Smooch Japan(スムーチジャパン、渋谷区東、TEL・03-6419-1370、マーカス ヤングCEO)は2月20日、溜池山王のオフィスビル1階にスムージー専門店の「smooch(スムーチ)山王パークタワー店」(千代田区永田町、TEL・03-3592-2727)をオープンした。「コーヒーチェーンよりヘルシー、コンビニより美味しい。都会の忙しい人々のための新しいフードスタイル」をコンセプトに掲げる同社は、会社設立から1年を待たずに続々と出店中で、1号店(八重洲地下街)、2号店(恵比寿ガーデンプレイス)に続き、今回は念願の大型オフィスビルへの出店を果たした。
スムージーは果物をふんだんに使ったヘルシー志向のドリンク。欧米ではコーヒーチェーンに続く、人々にとって日常化しているほど巨大な市場になっている。同社のスムージーは、新鮮なまま瞬間冷凍させた果物や乳製品(ヨーグルト)などをミキサーでシェイク。オーダーが入ってからお客の目の前で調理して「作りおきしない」形で提供する。カロリーはすべて100ミリリットル当たり100キロカロリー以下に抑えている。
メニューは6つのカテゴライズで常時21種類を揃える。マンゴーやブルーベリーなど果物メインの「クラッシックスムーチ」(M460円、L530円)、果物とグラノーラ(シリアル)にオリジナルサプリメントを加えた"飲む軽食"「スムーチBento」(L590円)、ストロベリーチーズケーキ、黒ごま、栗などユニークなデザート感覚の「スイートスムーチ」(M490円)、より軽い飲み心地で乳製品とバナナを使わず、果物を数種類混ぜ合わせる「クラッシュ」(M420円、L490円)などがある。そのほかプラス60円で日本サプリメント協会と共同開発したオリジナルサプリメント(5種類から選べる)を加えることができる(「スムーチBento」は値段に含まれる)。Mサイズ=300ミリリットル、Lサイズ=400ミリリットル。
マーカス・ヤング社長はオランダ人と中国人のハーフで、米国に生まれ英国で育った。英国、シンガポール、日本で投資銀行家としてキャリアを積んだのち起業家に転身する形で、海外で健康的なスナックへの需要が急速に高まる中、日本でもコーヒーやコンビニフードに変わるヘルシーでエキサイティングな市場の創出に乗り出すべく、2007年スムーチジャパンを設立した。日本の滞在歴は10年を超える。「何よりもハートが大切。スタッフとともに一丸となって親しみを持ったブランドとして成長させていきたい」と本人談。東京都心をメインに3年以内で20店の展開を目指している。
店装デザインはアッタの戸井田晃英氏。「芝生の上に転がりながら青空を見上げよう」というメッセージが込められた白、緑、ピンクのカラーが織りなすポップな雰囲気にも注目したい。無機質なオフィスビルの一角を遊び心で彩る“都会の中のオアシス”として人気を集めそうだ。
出典:フードスタジアム