任天堂は26日、携帯型ゲーム機ニンテンドーDS(DS)のパブリックスペースでの利用に関し、「ニンテンドースポット」実験サービスを27日から開始する事を発表した。同サービスは、日本マクドナルド<2702>とエヌ・ティ・ティブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)の2社と組み、マクドナルド都内21店舗、「つくばエクスプレス(TX)」の全20駅および列車内で実施するという。
日本マクドナルドでは、27日から来月末日までの期間、店舗内で、DS所有の消費者に、ニンテンドースポット専用ブラウザーソフト「ニンテンドースポットビューア」を無線通信機能により無償で配布する。これを利用することで、マクドナルドのDS専用ホームページ「マクドナルドニュース」を閲覧できる。また、商品・キャンペーン情報なども閲覧できる。その他、市販DSソフトの体験版をダウンロードする事ができる。
NTTBPでは、27日から12月28日までの期間、TX全20駅構内(ホーム、改札前コンコース付近等)において、乗客所有のDSに同様に、ニンテンドースポットビューアを、無償配布。駅構内および列車内(2000系) において、NTTBP社が提供する、情報配信プラットフォーム無料ポータルサイト「Wi-Fine for DS」を閲覧できる。同サイトでは、ニュース、気象情報、グルメ・宿泊情報、TXの乗換情報などが配信される。その他、同様に市販DSソフトの体験版をダウンロードする事ができる。
任天堂は、DSというプラットフォームの活性化を図りながら、DSを「所有者の生活を豊かにするゲーム機」として定着する事をめざすという。
出典:IBTimes