大手スーパーのダイエーは十九日、販売を大幅に縮小していた米国産牛肉の販売を二十二日から拡大すると発表した。調達先を増やして、道内の直営店とグループのグルメシティ北海道(函館)の十四店を含む全国約三百三十店で販売する。
ダイエーは、特定危険部位が混入していた牛丼チェーンの吉野家と同じ工場から米国産牛肉の九割以上を仕入れており、問題発覚後、同工場の牛肉の販売を自粛していた。
同工場以外に調達先を広げ、自粛前の輸入量を確保したため、二十二日からは肩ロースステーキ用など二品目を販売。六月五日からは五品目に広げる。
出典:北海道新聞