“100業態100店舗”を目指す株式会社ダイヤモンドダイニング(港区東新橋、代表取締役・松村厚久氏)は5月29日、通算60業態60店舗目となる“炉端バル“をコンセプトとする「野生の風」”を新宿三丁目の末広通りにオープンする。店内中央に設えた炭場を囲む巨大なスクエア型の「炉端カウンター」でシズル感たっぷりに焼き上げる旬の素材を「47都道府県産の果実酒」といまブームの兆しの「クラフトビール38種類」と共に味わえる空間となる。
内装コンセプトは「キュビズム(多面主義)」。前店舗から受け継いだ壁一面に描かれたピカソの「ゲルニカ」のグラフィック画をモチーフにして、「料理・レストランはキュビズム的である=人それぞれに多面的である」との解釈から、ピカソ・ブラックのキュビズム期のグラフィックをさまざまな箇所に装飾した。客自身の捉え方次第で、「野生の風」は洋にもなり、和にもなるという多面的な可能性を追求した。
新宿三丁目は6月14日の地下鉄副都心線の開通で新駅ができ、いま注目されているエリア。寄席の「末広亭」のある末広通りにはもつ焼き・い志井グループの「日本再生酒場」やワルツのワインバー「マルゴー」などの話題店が軒を連ねる。これまで銀座、新宿東口、渋谷などのマスエリア、新橋、五反田、品川などのビジネス街を中心に出店してきたダイヤモンドダイニングがあえて“業界ディープエリア”に挑戦することになり、注目を集めそうだ。
出典:フードスタジアム