白老 脂ジュワッ おいしい 名産牛で郷土給食
町内の小中学校計十校で二十五日、給食に白老牛のハンバーグカレーが振る舞われ、子どもたちが笑顔で地元食材のおいしさを堪能した。
同町学校給食センターが、食育と地産地消の観点から一九九四年に始めた「郷土給食」の一環。今回は地元食材の消費拡大をねらう「食材王国しらおい地産地消推進協議会」が、白老牛ハンバーグ千七百食を提供した。
白老小(中沢学校長)の一年生二十七人も「ハンバーグカレーは初めて」などと笑顔を見せながら、地元の味をほおばった。中には「脂がのってておいしい」とグルメレリポーター顔負けのコメントも。
同センターの佐藤忠男センター長は「将来的に白老牛の地元消費が増えていけば」と食育の効果に期待していた。
出典:北海道新聞