シンガポール・香港メディア一行が苫小牧を訪問
東アジア地域からの観光客誘致を目的に、道内自治体や観光協会、観光関連業者らで構成される北海道国際観光テーマ地区推進協議会(事務局・道観光のくにづくり推進局)主催の「シンガポール・香港メディア招へい事業」の一行がこのほど、苫小牧を訪れ、ノーザンホースパークやウトナイ湖など、苫小牧の自然にも興味を示していた。
東アジア地域のメディア関係者に、観光ルート見学や宣伝用資料のPRを通じて、北海道の観光情報をそれぞれの立場で積極的に発信してもらうことで、観光客の取り込みを狙っている。平成18年度から開かれており、行程に苫小牧が含まれたのは初めて。
今回はグルメと自然などをテーマに、グループツアーでは行程に入らない"新たな魅力"の提案が中心。苫小牧では、ノーザンホースパーク(乗馬、馬そり)やウトナイ湖(自然との触れ合い)、ハイランドスポーツセンター(アイススケート体験)を訪れた。
このうち、ウトナイ湖では「空港や工場が近い場所で、野生動物を観察できるのは面白い」などと、湖畔で羽を休めるハクチョウなどに興味を示していた。また、2日目は苫小牧港漁港区内のマルトマ食堂で、旬の味覚も満喫。苫小牧の冬の魅力を堪能していた。
出典:室蘭民報