2008年3月9日日曜日

仏ミシュランに日本食レストラン初の1つ星 パリの「あい田」

仏ミシュランに日本食レストラン初の1つ星 パリの「あい田」

 フランスの有力レストランガイド「ミシュラン」の2008年度版で、パリ7区にある「あい田」が日本食レストランとして初めて1つ星を獲得した。2005年6月に開店したばかりで、3年未満でミシュランの星を獲得する快挙となった。

 同店は客席が全部で約20席と小規模だが、カウンターで客とシェフが気軽に意見交換ができる「カウンター割烹(かつぽう)」が売り。

 同店のシェフ相田康次さん(39)は20代のころ、芸能界で活躍していたこともあるが、「パリが好きだった」こともあり、一念発起してグルメの本場で日本料理を修業。努力が実っての星獲得となった。

 2008年版「ミシュラン」では3つ星レストランは26店、2つ星は68店、1つ星は435店。老舗の「ル・グラン・ヴェフール」が3つ星から2つ星に転落し、話題を呼んでいる。同店はパリ2区にあり、約200年の歴史を誇る老舗の典雅なレストラン。

 昨年も長年3つ星レストランだった「タイユヴァン」が2つ星に降格しており、この数年、世代交代が続いている。

出典:MSN産経ニュース