2008年3月9日日曜日

特別メニュー「かわた鍋」に行列 食べ歩きで川棚の特産物PR

特別メニュー「かわた鍋」に行列 食べ歩きで川棚の特産物PR

 長崎県川棚町の飲食店やホテルなど計四十一店舗が特別メニューを提供するイベント「かわたなぐるりんグルメ」(実行委主催、長崎新聞社など後援)のオープニングセレモニーが二日、JR川棚駅前広場であり、町内の特産物をふんだんに使った「かわた鍋」が無料で振る舞われた。

 同イベントは、食べ歩きや直売を通じて川棚の特産物をPRしようと初めて企画。三十日までの期間中、各参加店が小串トマトやイチゴ、大村湾の魚介類などを使った限定メニューを提供する。

 「かわた鍋」は町の新たな名物料理を目指し、料理研究家の島田昌子さんがプロデュース。具材にはトマトで作った創作団子や町内でとれたタマネギやアスパラ、サトイモなどを使用。ぴりっと辛いカレー風味のスープが食欲をそそる。

 会場では二回に分けて計四百食を配り、いずれにも長い行列。子どもからお年寄りまで「カレー味がおいしい」「体が温まるね」などと話しながらほお張っていた。

 期間中の毎週日曜は、同広場でミニイベントを実施。音楽ライブ(十六日)、ビンゴ大会(二十三日)、大抽選会(三十日)などの企画を準備している。問い合わせは同実行委(電0956・82・6116)。

出典:長崎新聞