ケンタッキー、第3のピザブランド進出決定で大陸を席巻
百勝餐飲集団(ケンタッキー・フライドチキン)中国事業部はこのほど、「ピザハット・レストラン」と「ピザハット・デリバリ」に続き、中国本土での3番目の戦略配置となるピサブランド「ピザハット・ステーション」の展開を決定したことを発表した。同社初の「ピザハット・ステーション」直営店3店舗はすでに上海、杭州、深センでオープンしている。
百勝餐飲集団中国事業部の蘇敬軾・総裁によると、「ピザハット・ステーション」の導入に伴い、同社ピサブランドの本土戦略配置が完成、年末時点で100都市以上をカバーする見通しという。その時点で、「ピザハット・レストラン」店舗数は500店、「ピザハット・デリバリ」は78店に達し、「ピサハット・ステーション」方式も大々的に展開する方針。
ケンタッキー傘下の3大ピザブランドにはそれぞれ役割分業があるという。「ピザハット・レストラン」の位置づけは西洋式レジャー・レストランで、ランクは高い。「ピザハット・デリバリ」は大衆向きグルメ宅配。「ピザ・ステーション」は比較的値段の安いファースト・フード店で、主に、大・中都市の人口流動量や交通量の多いショッピング広場、空港、駅、観光地、コンベンションセンターなどに展開する。
蘇総経理は、「ピザハット傘下の3大ピザブランドをすべて導入する理由は、中国本土市場の強大な消費ニーズと好調なピザ販売実績による」とコメントしている。
出典:日中経済通信