ぷりぷりしておいしい! 九十九島かき食うカキ祭り始まる
冬の味覚・カキを炭火で焼いて味わう「第七回九十九島かき食うカキ祭り」が九日、佐世保市鹿子前町の西海パールシーリゾートで始まり、多くの家族連れや観光客でにぎわっている。二十四日まで。
市や佐世保観光コンベンション協会、させぼ南九十九島かき生産者会などでつくる「佐世保港街グルメ観光推進委員会」が主催。九十九島かきのPRと佐世保観光推進などが目的で、昨年は期間中約八万四千人が約三十四トンのカキを消費した。
会場のグランドデッキ一帯には雨よけの大型テントを設置し、焼き台四百台(千六百席)を用意。地元海産物や特産品を販売する屋台も並ぶ。
来場者はこの日水揚げされた生ガキ(一キロ六百円)や炭(百五十円)、軍手・ナイフセット(二百円)を購入。九十九島の景色を楽しみながら熱々を味わっていた。福岡市から家族五人で訪れた江畑梢花さん(7つ)は「とってもぷりぷりしてる。カキから出たスープもおいしい」と笑顔で話した。
土、日、祝日にはカキの大鍋(約三百食限定、一杯三百円)も販売。十、十七日は「ミルクツーリズムinかき食うカキ祭り」を開催。“海のミルク”と呼ばれるカキと牛乳で作る「ダブルミルクスープ」の試食や、子牛とのふれあい体験などのイベントもある。
出典:長崎新聞