石川の味、凝縮 県中央公園 フードピアランドにぎわう
フードピア金沢2008(北國新聞社特別協力)の最大イベントである第二十回フードピアランド(北國新聞社など主催)は九日、金沢市の県中央公園で三日間の日程で開幕した。初登場の県産ズワイガニ「加能ガニ」や能登丼をはじめ、各地のご当地グルメが勢ぞろいした会場では、三連休の初日とあって大勢の家族連れやカップルが繰り出し、寒さを吹き飛ばす熱気に包まれた。
新鮮な食材を炭火で焼いて味わう「囲炉裏(いろり)村」では、開場と同時に家族連れらが陣取り、加能ガニや能登直送のカキなどを次々と網に乗せると、食欲をそそる香ばしいにおいが周囲に漂った。
奥能登の味覚を詰め込んだ能登丼や、金沢名物のドジョウのかば焼きのほか、高岡コロッケ、佐世保バーガー、各地の名物ラーメンを集めた「全国ラーメン横町」などの屋台が連なり、各地のふるさとの味を求める人でにぎわった。
特設ステージは和太鼓「藍」の演奏で始まり、歌手の松原健之さんのミニコンサートやYOSAKOIソーランの演舞、マーチングステージなどが披露された。
フードピアランドは十一日まで、午前十時から午後六時まで開かれる。
出典:北國新聞