静岡おでんフェスタが熱い
人出30万人見込み
静岡市葵区の青葉シンボルロードなど市中心街で「静岡おでんフェスタ」が開かれ、大勢の人でにぎわっている。11日まで市内外から41店のおでん屋台が並び、昨年と同程度の約30万人の人出が予想される。
静岡おでんは、牛すじや濃口しょうゆがベースとなった黒いスープが特徴で、ここ数年で人気は全国区になった。この味を守り広めようと、地元の商店街連合組合などが作る実行委員会が主催し、今年で2回目。
今回は、今秋に福岡県で行われるご当地グルメの祭典「B―1グランプリ」に送り込む店を決める「おでんバトル」を開催。一般客から人気投票が行われ、県内の14店舗が味を競う。
また、様々な種類のカマボコなどを梅みそで食べる「小田原おでん」、特産のネマガリダケが特徴の「青森おでん」など、県外3地域からの「ご当地おでん」が初登場した。
同市駿河区富士見台の主婦(42)は「静岡おでんとはまた違った味でおいしかった」と顔をほころばせていた。
出典:読売新聞