“てっぺん独立人”矢野潤一郎氏のサプライズ居酒屋「型無(かたなし)」(学芸大学前)が地元で大ブレイク!
東急東横線学芸大学駅徒歩2分の雑居ビルに、2007年9月10日サプライズ居酒屋「型無(かたなし)」がオープンした。運営は、居酒屋「てっぺん」出身で、日本を始め海外でフードビジネスを経験してきた矢野潤一郎氏が率いる型無株式会社(目黒区鷹番、代表取締役・矢野潤一郎氏、TEL03-5721-6505)。
同店のコンセプトは、「Noを言わない居酒屋」。「型無」とは読んで字のごとく、枠に納まらないサービスを意味する造語。「当店では、祝われるうれしさと祝う喜びを共有したいと考えるため、顧客の記念日を大切にしている。当日は、スタッフ全員で祝い、デザートプレートをプレゼントするほか、サプライズなイベントも用意している」(矢野氏)。また来店時に客から好みのビール銘柄を聞いた際には、再来店時までにご用意しておくなどの細やかなサービスで、現在では約70%の顧客がリピートしているそう。
料理は、バンクーバーや上海で調理を経験してきたスタッフによる自由な発想の創作料理。ロレーヌ地方の岩塩を添えた野菜のオーブン焼きやグルタミン酸が多いことで話題のイタリア産シシリアンルージュをトマトソースに使ったマグロのレアカツ(780円)、適度な歯ごたえが特徴の地鶏・天草大王を用いたささみ食パン巻揚げ(680円)などこだわりの食材を使用。またオーストリアのエーデルワイスやギリシャのミソス、ベルギーのヒューガルデンホワイトなど世界中から厳選したビールを12種類用意しており、個性溢れる創作料理と世界のビールが楽しめる。さらにカウンターは10席あり、女性のひとりご飯も可。「お酒なしでも注文出来る毎日の定食は、880円とデイリーに利用してもらえる金額にした。カウンターはもちろん、店内では楽しい会話を心がけ、来るだけで元気になれると言ってもらえるような店を目指したい」(矢野氏)。
矢野氏は、大嶋啓介氏率いる「てっぺん」独立者の一人。2005年1年契約で、てっぺんに入社。自由が丘店料理長を経て同店勤務、磯野勇氏とコンビを組み、型無を創立した。
出典:フードスタジアム