2008年3月1日土曜日

“高速グルメ”の味競う 埼玉の「石焼ビビンバ」健闘 NEXCO東日本コンテスト

“高速グルメ”の味競う 埼玉の「石焼ビビンバ」健闘 NEXCO東日本コンテスト

 NEXCO東日本(東京都千代田区、八木重二郎代表取締役会長)が開催する「NEXCO東日本第二回新メニューコンテスト」の決勝大会が新宿区の東京調理師専門学校で行われ、長者原サービスエリア上り線、五十嵐博文シェフの「伊達のとらふぐ膳」がグランプリを獲得した。

 コンテストは、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアの地場で採れた材料を使い、「『健康志向』低カロリーな郷土料理、美味しい旅の思い出に」をテーマに、地域色豊かな新メニューを開発し、東日本地域の七ブロックの予選を勝ち抜いた九店舗のシェフが腕を競った東日本ナンバーワン決定戦。

 本県からは、関越自動車道高坂サービスエリア上り線から、青野靖彦シェフの「おらが畑の石焼ビビンバ」を出品。埼玉県産のサツマイモ、ホウレンソウ、ニンジン、ネギ、ゴボウ、レンコンなどに、東松山名物の味噌(みそ)だれを加え、野菜がメーンでありながらコクのあるビビンバに仕上げた。事前の投票では、とらふぐ膳に二十八票差ときん差だったが、決勝戦では涙をのんだ。

 審査委員長を務めた陳健一さんは「レベルが年々上がっている。どの作品も出来が良く紙一重でしたが、グランプリのふぐは高級店に負けないくらいおいしかった」と高く評価した。

 コンテスト出場作品は四月から各店のメニューに登場する予定(一部提供中)。詳しくは「ドラぷら」のコミュニティーページへ。

出典:埼玉新聞