2008年3月1日土曜日

横手やきそばに続け 秋田の新名物候補決まる

横手やきそばに続け 秋田の新名物候補決まる

 秋田市の新名物となる「B級グルメ」のアイデアを募集していた秋田商工会議所は2月28日、商品化するB級グルメの候補として3種類のメニューを選定した。年度内に、3種類の中から販売するメニューを決める。新年度に市内の飲食店で提供したい考えだ。

 候補に選ばれたのは、貝殻の上に具を載せて調理する「かやき」と「いぶりガッコチャーハン」「おにぎり天ぷら」。

 公募で寄せられた386種類の中から、あきたこまちを使った「こまちバーガー」を加えた4種類に絞り込み、同日の「秋田のB級グルメ発掘委員会」で審査した。

 4種類のアイデアを生かしてさまざまに調理した料理24品を委員が試食し、消費市場で受け入れられる可能性やネーミングなどについて意見を交わした。

 同日の委員会で商品化する一種類を決定する予定だったが、投票の結果、1位の「いぶりガッコチャーハン」と、「かやき」「おにぎり天ぷら」が小差だったため、商議所観光料飲部会に持ち帰って最終判断することにした。

 計画では新年度、最終的に決定した「B級グルメ」の販売を、観光料飲部会に入る市内約400店の飲食店に呼び掛ける。各種催しでも提供し、県内外に広くPRする。

 秋田商工会議所は「6月ごろをめどに商品を市場に出したい。有名な『横手やきそば』のように、秋田市のB級グルメとして育てていければ」と意気込んでいる。

出典:河北新報