New Openグルメガイド
旧文部科学省周辺の再開発で新たに誕生した霞が関コモンゲート。その西館にオープンしたステーキ&グリルの店「ベリーグッドマン 霞が関店」は、首都圏に店舗を展開している同名チェーンのひとつだ。ただこれまでのお店は、安全なオーストラリアビーフを使ったステーキ、ハンバーグをがっつり食べられるというイメージだったのに対して、霞が関店はその立地に合わせてこれまでとは少々スタイルが違っている。
店内に足を踏み入れると、天井が高く広々としており、ジャズが流れる都会的な大人のムードが漂う。メニューは独自のものがラインナップに加わっており、そのひとつが国産黒毛和牛のサーロインステーキだ。こちらはA3ランクの肉を使ったもので、200gが6,300円。価格だけを見ると少し高いと感じるかもしれないが、高級なステーキハウスや鉄板焼店で出している肉と同等のグレードのものなのだから、こだわり派にはたまらない。
さっそく特上ステーキを注文してみると、ます焼き上がってきたときの香りからして違う。おいしそうな脂の匂いがあたりに立ちこめ、切って口に運ぶと黒毛和牛特有のまろやかな旨味が口いっぱいに広がった。辛口、ゴマの2種類のタレがテーブルに置かれているが、「このまま塩・胡椒の下味だけで食べないともったいない」と感じたくらいだ。
もうひとつ、注目のメニューが。黒毛和牛と国産黒豚の挽肉で作った「黒黒ハンバーグ」(1,890円)である。ナイフで切ると、こちらも黒毛和牛の旨味をたっぷり含んだジューシーな肉汁が溢れ出す。150gあるので手軽に高級牛の旨味を味わうには最適である。その他、おかわり自由のサラダバー(350円)も。デザートには、北海道産ミルクを使ったソフトクリームをたっぷり盛り込んだ「チョコバナナワッフル」(609円)やサンデーもあり、どれもボリューム満点だ。空腹をおいしいもので満たしたい、日々の疲れを食で解消したい向きにはぴったりの店だろう。
出典:マイコミジャーナル