素材生かす伊料理――「ローザネーラ」(大阪市西区)
昨年10月にオープンしたばかりの「ローザネーラ」(大阪市西区)。高い天井にオープンキッチンの開放的で活気あふれる店内で、本格イタリアンを楽しめる。土日限定のランチは、スープ、前菜、パスタ、メーンに、デザートと飲み物も付くボリューム十分なコースが1800円でいただける。
この日のメーンは「天然鯛と静岡産芽キャベツのブラザート(蒸し煮)」。タイのあらで取ったスープにムール貝やアサリなども加え、味付けはオリーブオイルと塩を少し。1口含んだ途端、魚介そのものの絶妙な塩気とうまみが広がる。
「旬の食材を使い、素材の味を生かす」と有藤寛海シェフ(30)が話すように、シンプルだがしっかりとした味わいが特徴。ホウレンソウを使ったスープや、自家製ソーセージとブロッコリーのパスタなども、素材の主張を感じられた。
ランチは1800円、3500円、5000円の3種類で内容は週替わり。ディナーコースは5000円から。予約が望ましい。営業時間は平日が午後5時から11時。土日が正午から午後2時半と午後6時から9時半。月曜定休。電話 06・6445・9615。
出典:日経ネット関西版